これまでの2人のお話の流れだと、賃貸派が圧倒的多数を占めていますね!
友人も一生賃貸という意見が多いですし私も賃貸という選択はこのご時世に合っていると思います。
というのも昔からイエとは、そこに入って家庭を守り、継承するという役割を担っていたし
目に見える資産を持つこと、1つのステータスの証でもあった。
そう考えるとイエの持つ意味は単なる住処というだけではなく
象徴的意味合いも強かったように思う。
ところが現在は核家族化、1人世帯の増加、ライフスタイルの多様化に伴い
家を持つことが必ずしも象徴ではなくなった。
"ゴールは持ち家"が当たり前ではなくなった。
親の世代に囚われず、ライフスタイルや人生観に合わせて住環境を選ぶことができるようになったとも言えますかね。
また、昔のイエが
ある種の"象徴的な存在"
であったのに対して
現代のイエは
"モノの溢れている時代に自分が持てるものを所有する箱"
という側面が強まって来たように思う。
となればイエは、ステータスの証でもあるにはあるけども
コストパフォーマンスの良い、自由の利く、快適な環境であれば良いわけで…
特に今の若い世代はそう考えるでしょう。
仕事の都合、配偶者・子供の有無、家族との関わり、自分のこだわり
人生の選択と共に住居を変化させることができた方がいいので
まだまだ先が読み切れない年齢であればなかなか購入には踏み切れない。
買うとなれば一生のお買い物であるし
人生の選択でもあるし難しい。
ですが、そもそも家ってずっと借り続けられるんでしょうか。
これだけお一人様が増えて身寄りのない人が増える中で
保証人となる人がいないと借りられない。
資産が得られるメリットとは別に
そういう死活問題で苦しくもローンを組んで購入する人も多かったはずです。
ゆくゆくの年金暮らしと終の住処。
その生活が決まるころまでにお金を貯めて何処かしらにイエを決めて一括で購入して
家賃が払えなくなる心配をなくす。
(固定資産税はあるけど賃貸よりは安いはず)
人生の道を定めて覚悟を決めたなら
賃貸ではなかなか見つからない
自分だけの理想のイエを購入するという選択肢もあるかもしれません。
深森
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