さて、先週唐突に賃貸 vs. 持ち家という問いを投げかけましたが、
つぐさん・深森さんが丁寧に考えて答えてくれました。ありがとうございます(^-^)
なぜこの問題提起をしたのかというと、僕自身、
「家」についてちゃんと考えたことがなかったからです。
上の世代が常識としてきた住宅ローンを組んでマイホームを持って暮らすというライフプランは本当に今の僕らの世代のシアワセに繋がるんだろうか?
その神話をふと自分なりに検証したくなったのでした。
しかし。
はじめに言っておきますが、明確な結論は出ませんでした(笑)
なぜなら、この「家」を持つかどうかの問題、実際考えてみると周辺にサブテーマがたくさん点在していて想像以上に深遠なテーマだったのです。
具体的に、どんなサブテーマが点在しているのか?
例えば、賃貸で行くとしたら深森さんが言うようにいつまでも借り続けられるのか?という問題。
一応、保証会社というものが存在していて親族の代わりに第三者が連帯保証人になってくれる制度はいま整いつつあるようです。ただ、法整備が追いついていなくて、一部の家賃保証会社は滞納したら悪質な取り立てを行なっているとか…。
例えば、持ち家の相続や処分の問題。
いざ住宅ローンを組んでマイホームを持ったとしても、自分と配偶者が死去ないし老人ホームに行かざるを得なくなってしまい空き家になったらどうするのかなー、とか。
空き家は放置すると誰が固定資産税や維持費を払うのか?とかもし火災になったら近隣住民に累が及ぶとか、色んな問題を孕み、空き家の増加は今も社会問題となっているようです。
ちなみに解決の選択肢としては以下の3つ。
①子供の誰かが住む②賃貸に出す③売却する
調べてみればみるほど、専門的で難しい問題というのが今回わかりました。
しかも、住宅ローンを組むとしたらタイムリミットがある。ある年齢を超えると、ローン審査に通りづらくなる。さらに、頭金も大体住宅価格の3割くらいは必要と言われているから貯蓄もそれなりにないといけない。
僕らの世代は確かにまだ将来が読みきれない年齢ではあるけれどもこういうファイナンスの知識は必要不可欠だと痛感しました。
同時に不動産以外にもどういうライフプランを描きたいかを明らかにしていくのはとても大切で。
例えば、
地方で住むか、都市で住むか。
一生独身でいるか、結婚するか。
子供は欲しいか、望まないか。
などなど。
思った通りにはいかないとしても、自分なりにどうしたいか確認して、専門知識を勉強して、やりくりしていくことが、力になっていくと思うんですよね。
ただ何も考えずに、上の世代が作った神話に乗っかるんじゃなくて。
流清
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