今日はちょっと、住居について考えていきます。
我々の親世代は家を持つことをステータスや目標にする価値観を生きてきたと思いますが、今の現状と比較してそれは本当にシアワセな神話なのか?
それを考える材料を今回は提示していきます。
さて、タイトルにもある通り、
持ち家やマンションを購入するか。
それとも賃貸で行くか。
それぞれのメリット、リスクをまとめると、
🔴不動産購入のメリットとリスク
・居住スペースへのこだわりを反映しやすい
・払い続ける家賃は何にもならないが、ローンを払うことは資産になる(固定資産税やいずれ修繕費はかかる)
・社会的信用につながる
・病気や失職でローンを支払えなくなると抵当権がかけられている不動産は競売にかけられる。その結果、投資してきた不動産も失い、ローンも残る最悪の結果を招く。
・不動産の資産価値は市場や人口変動、災害で値崩れのリスクがある。
🔴賃貸のメリットとリスク
・家族や仕事、災害などの変化に応じて気軽に引っ越しできる。
・ローンの負担がない。不動産購入は初期費用がそれなりにかかる。
・近所の騒音などを気にし住み心地に開放感がない(かもしれない)
・払い続ける家賃は資産には繋がらない。
などなど、あるようです。
ただ、正直、投資する物件によるところも大きいようです。投資なので当然リスクはつきものですが、それと比較して割高な持ち家もあれば割高な賃貸もある。
それと懸念すべき材料がひとつ。
「2019年問題」です。
日本の世帯数は2019年に最大になり、その後は減少することで住宅価格などに大きな影響を与えるかもしれない。
という懸念です。
現在でも空き家が増えていることが問題視されていますが、このまま住宅需要が減り、供給過多になれば持ち家や賃貸の値段は下がることは大いにあり得ます。
さて、親世代は多産少死の人口増加の時代を生きてきたことから、家を持つのが資産になるのは疑いようもなかったでしょう。
しかし人口減少社会においてはどうなのか?
と疑問を投げかけたところで、今日は筆を置きます。
流清
参考資料
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