秋の夜長
オフィス内のマスク率の急増に怯えている深森です。
涼しくなってちょうどよくなったと思ったら今年初めて蚊を見ました。
雨上がりで急に晴れた今日、見た蚊は
それはそれは艶やかで立派な蚊でした。
超猛暑の間どこに潜んでたんでしょうね。
怖い笑
祖母から秋の贈り物を貰ったお礼の電話をしていたら
曾祖父の話になりました。
なんでも、曾祖父が戦地に行く前まで記していた日記を読んでいたんだとか。
恥ずかしながら私は今までちゃんと聞いたことがなかったのですが
昭和20年の10月3日に満州からソ連に連れていかれる汽車の中、腸チフスで亡くなったのだそう。
日本に帰れると騙されて乗った汽車はソ連行きでした。
しかし途中、水も食料も与えられず
その辺に溜まった水を飲んで腹を下し
薬も布団もなく、汽車の中で寝ているしかなかったそうです。
享年31歳。
祖母は小学生に上がる歳だったとのこと。
当然、一緒に過ごした思い出は殆どないそうです。
けれど、本当に立派な人だったと祖母は何度も言い
最期を見届けてくれた人がその様子を10枚もの便箋で寄越してくれて
どんな有様だったのか分かっただけでも良かったと
ビールなんかも飲んだことがないまま亡くなったので
美味しいものを食べさせてあげたかったと語っていました。
日記には、生まれた赤子が男の子でなくて残念だったと記してあったけれど
自分の中身は男そのものだし
女だったからこそ騙されず、守られて得してきたところもあったから良かったのだと祖母は話してくれました。
戦後、どれほど苦労して生き抜いてきたんだろう。
こういう話を直接聴ける機会ってどれくらいあるんでしょうね。
自分の曾祖父が、今の自分と近い年齢で亡くなり、お墓も何も無い満州のどこかの地で眠っているとは全く知らなかった。
そうやって繋がってきたんだな
秋を噛み締めて
深森
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