パン屋さんの朝は、とにかく早いです。
僕は大体毎朝4:30には目を覚まします。
家の一階が仕事場なので身支度を整えて、5時からスタッフと一緒に仕事がスタート。
生地を仕込む人、パンの形を作る人、パンを焼く人。
それぞれがポジションにつき、仕事を進め、お店が開店します。
はじめに、僕のことを少し知ってもらうために簡単に僕の日常を紹介してみました(笑)
パン作りは奥が深く、技術の習得には相当な年月と心血を注ぎます。
いいパンを作るのに大切なのは、五感と頭をフルに活用すること。
目で見て「今日の生地の状態」や発酵具合、焼き色を確かめ、耳で操作する機械の音を聞き分け、鼻や舌で酵母の状態や生地の味を把握し、手触りでパンの重量や生地のハリツヤを調整する。
そして、パン作りは時間がかかります。
パンを一個、生地から作り、焼き上げるまでにかかる時間は最低でも3〜4時間。
さらに仕事量が膨大なので「先読みと段取り」、「並行作業」をうまくやれないと仕事がまったく進まない。
うかうかしていると生地の発酵が進みすぎてダメなパンができてしまう。
パンは生き物なので待ってはくれないのです。
さて、パン作りについて思わず長く書いていましたが(笑)、最近の僕の悩みの一つがワークライフバランスの取り方です。
朝5時からと書きましたが、最近は繁忙期ということもあり、就業が18時を過ぎることもあります。
その間ずっと立ち仕事で体と頭を動かすので肉体的にも精神的にもかなりハードです。
この現状を変えつつ、「スタッフもお客様もみんながバランスよく幸せになれる」形を日々模索しています。
というかのんびりはしていられません。
変えられるなら今すぐ変えたい。
ニュースに目を向けると、電通の過労自殺問題を重く受け止め、ヤマト運輸や味の素、様々な企業が働き方改革に乗り出しています。
ただ僕はこの改革の流れがどこへ向かうのかが気になります。
少子高齢化で構造的に生産年齢人口が減り、貧富もそうですが、価値観の二極化・多極化が進んでいる現在、
働き方は制度的に、あるいは思想的にどう変化いくのかが気になります。
歴史的に考えると、…僕は振り子の原理というのを信じているのですが、多極化が進めば一極化に振り戻しの力が働くのかなと思います。
では、どう一極化に進むのか。
皆さんはどう考えますか?
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先の見えない時代とよく言われますが、
だからこそ、
このブログ「Age 28」を通して同世代の方々と「今」を考えていけたらと思います。
#001
written by 流清(りゅうせい)